大麦
おおむぎ異読 オオムギ
名詞頻度ランク #27362 · 青空 124 例
標準
barley (Hordeum vulgare)
文例 · 用例
」九 青い大麦や、小麦や、裸麦が、村一面にすく/\とのびていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
と家内に一言して、餌桶と網魚籠とを持って、鍔広の大麦藁帽を引冠り、腰に手拭、懐に手帳、素足に薄くなった薩摩下駄、まだ低くならぬ日の光のきらきらする中を、黄金色に輝く稲田を渡る風に吹かれながら、少し熱いとは感じつつも爽かな気分で歩き出した。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
即ち世界中の小麦と大麦米や燕麦蕪菁や甘藍あらゆる食品の産額を発見して先ず第一にその中から各々家畜の喰べる分をさし引きます。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
十 生き埋め 丘の大麦は暑い頃になつて熟れる。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
出そろって、山羊小屋の窓をかくしている大麦の穂の上に、やわらかに夕日の光が流れておりました。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
さはいへ大麦の花が咲き、からしの花も実となる晩春の名残惜しさは、青くさい芥子の萼や新しい蚕豆の香ひにいつしかとまたまぎれてゆく。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
おい、おい、庄亮、歌ができたぞ、四五句だけ、大麦黄なり夏蕎麦のまへ 白花じゃがいも、赤いもだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
亜麻が、ライ麦が、燕麦が、夏蕎麦が、菜の花が、ああ、また大麦が。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
例句