蝶
ちょう異読 チョウ
名詞頻度ランク #10008 · 青空 2815 例
標準
butterfly
文例 · 用例
すると三十格恰の会社員でもしてゐさうな、蝶ネクタイが出て来た。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
と、私の前の奴を見ると、私のよりウンとハデな蝶ネクタイを、私より五つも年取つてゐる男が持つてゐた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
特に虫や鳥やの小動物を愛し、蛇、蛙、蝉、蜘蛛、蜻蛉、蝶などが好きであった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
黒の蝶ネクタイを固くきちんと結んだままで、女給たちにはついに一指も触れなかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな暖かや蕊に臘ぬる造り花臘梅や雪うち透かす枝のたけ「蝶の舌」の句は、ゼンマイに似ているといふ目付け所が山であり、比喩の奇警にして観察の細かいところに作者の味噌があるのだらうが、結果はそれだけの機智であつて、本質的に何の俳味も詩情もない、単なる才気だけの作品である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
この原理を敷衍すれば、菓子は「くわし」と書かずして「かし」と書き、關東は「くわんとう」でなくして「かんとう」、蝶は「てふ」でなくして、「ちよー」と書くべき筈である。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
お花、梅吉、喜三郎ことし十五の小性とて娘お蝶がませぶりをさげすみしたる樣もなく家代代の重寶をそつと小縁に運ぶ哉。
— 萩原朔太郎 『煤掃』 青空文庫
船にのるのだか見送りだか二十前後の蝶々髷が大勢居る。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
作例 · 標準
庭に鮮やかな蝶がひらひらと舞ってきた。
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子供たちは、公園で蝶を追いかけて遊んでいた。
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この植物は、特定の蝶にしか受粉されないそうだ。
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