大音響
だいおんきょう
名詞
標準
loud sound
文例 · 用例
と、その時、突然、轟然たる大音響に彼は、ひっくりかえりそうになった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
ハッパの何百倍ある大音響かしれない。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
原作に於て、この部分は、實に霹靂を聞く如き大音響をたてる所である。
— 梶井基次郎 『川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン』 青空文庫
毬をつく音、靴の響き、飯を食ふ茶碗の音、次にこの大音響、そして永遠に微かな音も立てなくなる、この推移は、素晴らしい響きの藝術である。
— 梶井基次郎 『川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン』 青空文庫
大音響が落葉林と、太陽と、青空とをかき消した……。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
二十三日の朝、今までにない大音響と共に富士の腰から煙の渦巻が噴き上ったときに、彼は思わず眼を開いてあたりを見廻し、それを見付けると、何事か判らないが少くともこの異変が富士全山に関係あることを直覚した。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
そして間もなく地軸を捻じ切るような底気味の悪い大音響が天地を支配して、洪水のように火焔は空に吐きかけるのだ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
(この刹那大音響あり。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
突如として響き渡った大音響に驚き、近所の人々が慌てて外へ飛び出してきた。
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花火大会のフィナーレを飾る大音響が、観客の心臓にまでズシンと響く。
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工事現場から響く大音響のせいで、電話の相手の声がまったく聞き取れない。
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