塗香
ずこう
名詞
標準
rubbing of incense on a person or Buddha statue (as a purification ritual)
文例 · 用例
これで香菩薩は焼香、塗菩薩は塗香もて供養すと判った。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
塗香はざっと英語のアングエントに当り、医学上の立場からアンクション、宗儀上はアノインチングというらしい。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
かようの塗料を追々改良して種々の香剤を加え装飾の具と成したのが塗香で、諸宗教の威儀の具ともなったのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
附け処は異なるが、その製は塗香と兄弟たるもので、その材料加薬に外国品多きより推すと、けだし外国の髪油と塗香より転成したらしい。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
その後十年ばかりしてサロングを積み出す人ありと聞いたが、塗香の事は今に誰も気が付かぬか手を出した人あるを聞かぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
因って鬢附油の口伝秘訣等から考えて、これと兄弟ほど近類なる塗香を、その国々の好みに応じて作り出し売り試みよと人々に勧めた事であった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
人畜の体より出て、塗香に合すべき見込みあるもの多きもここに述べ得ず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
レオ・アフリカヌスはアフリカのセネガ人馬を得れば塗香の呪言|誦しながらその馬の全身に塗ると書いた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
寺院を参拝する前に、一握りの塗香を手に取り、心身を清めるための儀式を厳かに行った。
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塗香の奥ゆかしい香りが鼻をくすぐると、ざわついていた心が次第に落ち着いていく。
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僧侶は儀式の際、仏前に供えられた塗香を指先に少量つけて自らの体を清めた。
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ウィキペディア
塗香(ずこう)とは、仏像や修行者の身体に香を塗って、けがれを除くこと。また、その香。仏に捧げる六種の供物の一種。
出典: 塗香 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0