老荘
ろうそう
名詞
標準
Laozi and Zhuangzi
文例 · 用例
芭蕉のイデアした哲学は、多分に仏教や老荘の思想を受けてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
それと同じような意味を父の敬蔵は老荘の思想から採って、「渾沌未分の境涯」だといつも小初に説明していた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
神儒仏老荘の思想を背景とした芭蕉の業績を、その上に西欧文化の強き影響を受けた現代日本人がそのままに模倣するのは無意義である。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
戸野氏は東京の附近のやはり或る森蔭に隠居する禅学者であり兼ねて老荘の学にも長じた人です。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
などと禅のテクニカルタームを談話の尖鋒に進め、老荘の虚無だの無為にして化す。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
私はアナトオルフランスに親しみマルクスを認識し釈尊乃至老荘を敬愛しつつしかももともとは十八の頭の好い孤独な生活者でありあくまでも童衣を着た一人のピューリタンの少女に過ぎ無いのです。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
そこで僕等は『何処へ行くべき』です」「あなたの云うそれは、東洋の老荘思想の虚無よ。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
唯だ夫れ老荘の、心を以て太虚となし、この太虚こそ真理の形象なりと認むる如き、又は陽明派の良知良能、禅僧の心は宇宙の至粋にして心と真理と殆一躰視するが如きは、基督教の心を備へたる後に真理を迎ふるものと同一視すべからず。
— 北村透谷 『各人心宮内の秘宮』 青空文庫
作例 · 標準
競争社会に疲れ果てた彼は、世俗を離れて自然と調和する老荘の教えに深く傾倒し始めた。
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大学の東洋哲学の講義で、孔子や孟子といった儒教の思想と比較しながら、老荘の無為自然の考え方を学んだ。
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定年退職後は田舎に移り住み、晴耕雨読の生活を送りながら老荘の世界に浸るのが私の密かな夢だ。
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