上側
うわかわ異読 うわがわ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #38178 · 青空 20 例
標準
upper side
文例 · 用例
軽く矩形に擡げた右の上側はココア色に日焦けしている。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
窓の上側が全部、開放して在りましたので、内部の様子が隅から隅まで手に取るように一目で見えました。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
これまでの作品では、「にごりえ」にしろ一葉の才筆というものが作品の上側に浮いていて、とかく文章をよまされる感じであるが、「たけくらべ」では、文才は描き出されて来るもののかげにしっかりと入っていて、その頃は人々が暗誦までしたという十二章前後の描写も、決してただ口調のよい美文ではない。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
布片は二重になっていて、下敷になっているのは帯の一部らしく、上側のは着物の一部らしかった。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
梶子は扉の上側の縁を、両手の指で探ったようであった。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
そしてこの鯛は頭が大きくいかめしく尻の方に至って細くこけ、色は頭の上側から背にかけ、また胸鰭が薄い黒紫色に彩られて、いわゆる赤髭金鱗頭骨に節を作るという容をそなえている。
— 佐藤垢石 『鯛釣り素人咄』 青空文庫
古墳の上側にかけてある物をしらべると多量のキャベツやキノコや肉などを原料に支那と日本の中間的なウマニに煮たものである。
— 長崎チャンポン――九州の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
それには、つまり蒸気をピストンの両側に交互に入れるようにすればよいので、そのようにして一度は蒸気がビストンの下側に入ってそれを上方に押し上げ、次には上側に入って下方に押しさげるようにするのです。
— 石原純 『ジェームズ・ワット』 青空文庫
作例 · 標準
例句