詳言
しょうげん
名詞動詞-サ変
標準
detailed explanation
文例 · 用例
猶一層詳言すれば、春は春の勢威を有して、之を人の上に加へ、夏は夏の勢威を有して、之を人の上に加へ、秋は秋、冬は冬の勢力威力を有して、之を人に加へて居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
若し夫れおのづからにして寤むる場合は、之を其の人の精神、詳言すれば自意識よりして、身體に於て精神作用が開始されたのであると云はんよりは、之を其の人の身體、詳言すれば血液の運行状態よりして、睡眠境が攪破されて、そして精神作用が開始さる可くされたのだと云つた方が適當である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
之を詳言して、或は柝ち或は合して、某々の氣の義は何、某々の氣の意は何とせんことは、煩瑣をだに厭はずば爲し能はざるにあらずと雖も、強ひて之を力むるも蓋し勞多く功少からんのみである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
もしそれ自然と覚める場合は、これはその人の精神、詳言すれば自意識により身体に精神作用が働いたのだと云うよりは、これをその人の身体、詳言すれば血液の運行状態から眠りの境地が破られて精神作用が開始されたのだと云った方が適当である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
これを詳言して或いは分け或いは合せて、某々の気の義は何、某々の気の意は何々と、煩わしさを厭わなければ出来ないことはないが、強いてこれを努めても労多くして功少なしである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
更に詳言すれば、意識には必ず一般的性質の者がある、即ち意識は理想的要素をもっている。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
故に兩者の主張は全く立場を異にする所からくるもので、詳言すれば生物學的立場からはどうしても滿足の感が必要であるし、現象學的立場からは形態構造が必要になつてくる。
— 久保良英 『教育心理に關する現下の問題二三』 青空文庫
前回にもたびたび詳言したように、比較的小範囲の地域に、古来チイム・ワークにかけては無比の称ある|ロンドン警視庁が、その刑事探偵の一騎当千をすぐって、密林のように張りわたした警戒網である。
— 牧逸馬 『女肉を料理する男』 青空文庫
作例 · 標準
時間の都合で要点のみを述べましたが、後ほど資料にて詳言させていただきます。
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著者はこの章において、なぜ従来の説が誤りであるかを詳言している。
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彼の計画について詳言すれば、それは単なる投資ではなく地域社会への貢献を目的としていた。
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