老いる
おいる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #40758 · 青空 1338 例
標準
to age
文例 · 用例
空には白い雲が浮び、鳥は高く飛んでるけれども、時間は流れて人を待たず、自分は次第に老いるばかりになってしまったという咏嘆である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
これを食べると三百年間、老いる事が無いのです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
老いるものは前の立場に立ち、若き者は後の立場に立つ。
— 有島武郎 『自然と人』 青空文庫
童子で無くても、教を受け道を得て、年やうやく老いるとも、駁氣にならぬ人は、矢張り童子と同じく晝は少し血が上へ上り、夜は少しく氣が踵へ還つて、そして身體の調子が整ひ、そして日夜に發達するのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
そして年齢が次第に老いるにつれて、鏡の上は隙間もなく落書で満たされ、その物に応じて象を宿す本来のものを明らかに映し出す働きの明処は次第に少なくなり、新に学問識見を吸収する作用が出来なくなるのが凡人の常なのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
) 中戸川吉二氏の「叔母老いる」(「表現」)は、キビキビした筆致で、書かうとしたことを一気に書き終へた(事実はそんな筈はなからうが)やうに思はせらるゝ作だ。
— 六月創作評 『海浜日誌』 青空文庫
この季節になると長く地の上を領していた冬が老いる。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
――北風も、雪も、囲炉裏も、綿入れも、雪鞋も、等しく老いる。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫