ポロリ
ポロリ異読 ぽろり
副詞-と副詞頻度ランク #39924 · 青空 106 例
標準
dropping (of tears, dew, etc.)
文例 · 用例
といった時には、その赭い頬に涙の玉が稲葉をすべる露のようにポロリと滾転し下っていた。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
ポロリと、白い布の上に落ちてきたものを見ると、かられた、黒い、じぶんのかみの毛でした。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
そして、その顔にポロリと一筋涙を伝わせると、「かんにんどっせ」 くるりと背中を向けると、いきなり部屋を出て行った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
年の割りに老けた若先生の近眼らしい眼から涙がポロリと落ちた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
ポロリと白い布の上に落ちて来たものを見ると、刈られた、黒い、じぶんの髪の毛でした。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
長いあいだいたんだむしばがポロリとぬけたような気持ちだ。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
さても変物、此男木作りかと譏る者は肉団奴才、御釈迦様が女房|捨て山籠せられしは、耆婆も匕を投た癩病、接吻の唇ポロリと落しに愛想尽してならんなど疑う儕輩なるべし、あゝら尊し、尊し、銀の猫捨た所が西行なりと喜んで誉むる輩是も却て雪のふる日の寒いのに気が付ぬ詮義ならん。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
そして、死ぬ前の晩、八重子はか細い声で木崎を蚊帳の中に呼び入れて、「短い縁だったわね」 ポロリと涙を落して、木崎の頭髪を撫でていたが、急にはげしく燃えた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、すごい!」と驚きの声をあげたら、手に持っていた物がポロリと落ちてしまった。
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感動的なシーンで、思わずポロリと涙がこぼれた。
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彼は真剣な顔で話していたが、時々冗談を言ってはポロリと笑いを誘った。
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標準
falling off
作例 · 標準
長年の使用で、椅子の脚がポロリと取れてしまった。
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熟れた果実が、軽く触れるだけで枝からポロリと落ちる。
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ネジが緩んで、棚板がポロリと外れてしまった。
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標準
inadvertently (coming to the surface)
作例 · 標準
飲み会の席で、彼は会社の秘密をうっかりポロリと明かしてしまった。
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「実はね…」と前置きをして、彼女は心のうちをポロリと打ち明けた。
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子供の頃の恥ずかしい失敗談が、ふとしたきっかけでポロリと蘇った。
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