開宴
かいえん
名詞
標準
opening of a banquet
文例 · 用例
当所かまや川崎や両所に而開宴。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
女たちは食べるだけで、酒をのまなかったし、男たちは量をすごして、開宴前から疲れていたから。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
「アノ……大奥様……若奥様が、お呼びでいらっしゃいますけれど……」 それではいよいよ開宴であろう。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
でもそのとき、楽師長は、れいの小むずかしいことばばかりならべた、みじかいえんぜつをして、なにも、これまでとかわったところはないと、いいましたが、なるほど、歌は、これまでとかわったところは、ありませんでした。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
「へっへえ」と、実枝はわざとふざけた声を出し、「なかなかいえんこっちゃ」と、口をつぐんだ。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
糞壺にうごめく蛆虫としかいえんな」「なにをッ」 戟戛して、つめよる諸将を、荀※はやっと押しへだてて、「まあ、いわしておけ、正気じゃない。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫