厄介
やっかい
形容動詞名詞頻度ランク #10045 · 青空 3085 例
標準
trouble
文例 · 用例
ところで音楽批評家はといふと、「どうだ、夜の絵は――さう日光の御厄介ばかりならんで」なぞと画家に云ふ画家の叔父さんみたいな思ひ付きを並べるか、(まあその叔父さんなんざあ甥に親愛を感じて云つたのだからまあまんざら空無ではないがね。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
」 彼の頭にはさういふ強い印象が刻まれただけだつた、彼は電車の救助網の厄介に早速なつたのだ。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
岡村先生が亡くなって後は小松という医者の厄介になった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
そのためにその頃郷里でただ一人の東京帝国大学卒業医学士であったところの楠先生の御厄介になることになった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
その処方通りにしたら数日にしてこの厄介な奇病もけろりと全快した、というのである。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
自分は蚕種検査の先生方の借り切り船へ御厄介になった。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
実際にこういう空間曲線を作る事は厄介であるから、その代りにこの曲線をXZ面とYZ面に投射したものと二つを画いて調べる外はないのである。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸の厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
作例 · 標準
この厄介な問題は、一筋縄では解決しそうにない。
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彼はすぐに人に厄介事を持ち込むので困る。
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厄介なことに巻き込まれないよう、注意して行動しよう。
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標準
care
作例 · 標準
病気の母親の厄介は、娘が献身的に見ていた。
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老いた祖父の厄介を見るのは、孫の役目だと思った。
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厄介になるのは申し訳ないが、しばらく泊めてほしい。
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