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辞色

じしょく
名詞
1
標準
one's speech and appearance
文例 · 用例
切ってもいい」 決然として言い放てる、辞色ともに動かすべからず。
泉鏡花 外科室 青空文庫
灯に反いた内匠の顔は、心持少し蒼くは見えますが、決然たる辞色は、それにも拘わらず、寸毫の揺るぎもありません。
十手の道 銭形平次捕物控 青空文庫
石津右門の辞色は、何様|以て容易のことではなかったのでした。
城の絵図面 銭形平次捕物控 青空文庫
時に大臣は辞色を正しゅうして「そういう立派な志のある方を殺して、老先短き我々が災難を免れたとて何の役に立とうか。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
辞色も静かで、丁寧には云っているが、上総介広常も、土のような顔色をしていた。
吉川英治 源頼朝 青空文庫
そして急に、辞色をかえて、訊ねだしたものである。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
左衛門の辞色には少しも騒がしいものは見えなかったが、たとえ説いても説き伏せ難い程のものがその姿を巌のように見せていた。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
――で、彼が曹操にまみえて、降服の礼を執ることや、実に低頭百拝、辞色諂佞をきわめたものだった。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に辞色を和らげて接してくれるので、部下たちからも非常に慕われている。
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激怒した相手の険しい辞色を見て、これ以上言い訳をするのは無駄だと悟った。
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外交官には、厳しい交渉の場でも冷静な辞色を保つ高度な技術が求められる。
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