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蒼穹

そうきゅう
名詞
1
標準
blue sky
文例 · 用例
」 前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが續いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話聲の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その拡ごりの隙より、今や見る土量の幅は天幅を閉ぎて蒼穹は僅かに土量の両|鰭に於てのみ覗くを許している土の巨台に逢着した。
岡本かの子 富士 青空文庫
はじめは潜む蒼穹に、     あはれ鵞王の影供ぞと、面さへ映えて仰ぎしを、    いまは酸えしておぞましき、澱粉堆とあざわらひ、いたゞきすべる雪雲を、    腐せし馬鈴薯とさげすみぬ。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
その後、二三度訪ねたが、ロジャー氏は屋根を天文台のように蒼穹抜きにしてみたり、ステインド硝子を窓に嵌めたりしていた。
岡本かの子 噴水物語 青空文庫
が、水が蒼穹に高い処に光っている。
泉鏡花 古狢 青空文庫
」 前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが続いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話声の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
ここで蒼穹は高い空間ではなく、色彩と密度と重量をもって、すぐ皮膚に圧触して来る濃い液体である。
岡本かの子 河明り 青空文庫
肩を張って蒼穹を仰いでいる。
太宰治 困惑の弁 青空文庫
作例 · 標準
夜空には満月が輝き、広大な蒼穹が広がっていた。
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画家は、キャンバスいっぱいに青く澄んだ蒼穹を描いた。
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蒼穹の下で子供たちが元気に遊んでいた。
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ウィキペディア曖昧さ回避

蒼穹(そうきゅう) 蒼穹 (小説) - 梶井基次郎の掌編。 尾崎士郎の著書 蒼穹 (曲) - angelaのシングル曲。 HARD BLUE 蒼穹 - 2022年の映画

関連項目
出典: 蒼穹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0