幻辞.com

仏智

ぶっち
名詞
1
標準
omniscience (of a buddha)
文例 · 用例
私たちの心の最奥には仏智見と言って完全無欠の霊智があるのですが、その上を無明な痴が遮ぎっているので、みすみす自分に持ち合せる霊智を働かせることが出来ないのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
ですから、その仏を念じ、その仏の目的を覚り、その進行に身を委ねるときは、貪は転向浄化して一切の善を求めて進み、瞋は転向浄化して一切の罪悪を断ち、痴は払いのけられて仏智現れ、ここにおいて天地間の大生命と、自心内部の赤裸々な仏心(人格完成の芽)とが手を取り合うのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
前にもいったように「強い我」を持つ人間として「無我」くらいな覚悟はあってほしいのですが、いざ実行の場合においては、それこそ仏智の方面を余計はたらかしてほしいのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
このいわれはまあ、他人のために骨を折るとか、他人にものをやるとか、普通の生活の場合にあてはめるには少し適切でないかもしれませんが、祈って自分に在る仏智を喚び起せば、おのずから自分と他人との間に分布する好意の平均はとれるわけです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
そういう場合とそうでない場合の鑑別もまた、仏を仰いで仏智に依るより正確なことはありません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
また他の娯楽や欲望はお金がかかりますが、人間完成の大娯楽に向う信仰は余り金もかかりませんから、その信仰に入り、仏智を得て欲望や煩悩を浄化善用し、信念に依る強靱な意志を養成して、以て事に当ったなら、命つなぎぐらいの費用はどうにか得られると思います。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
私たちは、この間に処し、自分自身に対してさえ、当然なるものはこれを許し、不当なるものはこれを斥け、円満調和の中道を守って行くには、深く現実の知識経験を養い、その上に篤く仏智の照明を仰いで慎重に事を行わねばなりません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
最近、日本の田舎の村々が自力更生、自給自足を叫んで盛んに組合制度を利用されるのは、やはり不自然な文化の弊害に負けまいとして、自然生活の根本の中へ最新文化を消化し入れた英断であって、その智慧は、仏智にも達するものであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
人間の浅はかな知恵では到底計り知れない、広大無辺な仏智によって世界は導かれていると経典は説く。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
迷いの中にいる衆生を救済するため、仏様は私たちに仏智の光を分け与えてくださるのです。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼は厳しい座禅修行を通じて、少しでも仏智の片鱗に触れたいと願い続けている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview