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癇癪

かんしゃく
名詞
1
標準
temper
文例 · 用例
大体何か充ち足りた心なり環境なりがないからだ、といふやうに癇癪まぎれに思つてみることもあるが、仮りにどんな環境が降つて湧いたつて、その変化の当座こそ充ち足りた気持を招来しもこそすれ、慣れてしまへばやつぱりそれなりに暗い時が来るなら来ようといふ風にしか思へないんだ。
中原中也 私の事 青空文庫
(明治四十年十月十三日『東京朝日新聞』)         十八      優しい返答 シカゴ市のある青年紳士が一日電話をかけようとしたが、どういう都合であったか接続が大変手間が取れるので紳士は癇癪を起して交換手を怒鳴りつけた。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
一緒に散歩に出ても、絶えず何かの瞑想に耽つてゐるので、こつちで癇癪を起すことがよくあります。
萩原朔太郎 ふつくりとした人柄 青空文庫
それに病気ででもあると癇癪を起して無理な事もいうでしょう。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
暫くして何事をか口の内にてつぶやき、癇癪を起したる様子にて、その紙を引裂く。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
瞬間、栗本はいつもからの癇癪を破裂さした。
黒島傳治 氷河 青空文庫
中尉は下顎骨の張った、獰猛な、癇癪持ちらしい顔をしていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
中尉は、癇癪玉をちく/\刺戟された。
黒島傳治 氷河 青空文庫
作例 · 標準
些細なことで癇癪を起こし、彼は会議室を飛び出した。
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ストレスが溜まると、つい子供に癇癪をぶつけてしまう。
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彼女の癇癪は有名で、皆、怒らせないように気を使っている。
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彼の癇癪の激しさに、周囲はいつも困り果てていた。
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