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虫の知らせ

むしのしらせ
表現名詞
1
標準
feeling in one's bones
文例 · 用例
芸術家というものは、勘の強いものだそうだから、何か虫の知らせとでもいうものがあったのかも知れない。
太宰治 十二月八日 青空文庫
之が俗に謂ふ虫の知らせとでもいふものであらうかと、後に思ひ當つたが、此時はたゞ離別の情さこそと思ひ遣るばかりで、私は打點頭き『濱島君よ、心豐かにいよ/\榮え玉へ、君が夫人と愛兒の御身は、此柳川の生命にかけても守護しまいらすべし。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
周さんとまもなく別れてしまわなければならぬのだということを、その時、はっきり予感していたわけではなかったが、虫の知らせというものであろうか、なぜかその一枚の紙片に奇妙な執着を感じたのである。
太宰治 惜別 青空文庫
虫の知らせ、というやつであろう。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
さる程に妾、虫の知らせにかありけむ。
夢野久作 白くれない 青空文庫
家を出るとき、妙にそわついていた多鶴子のありさまにふと不安を感じたのは、やはり虫の知らせだったかと、豹一はわれにもあらず迷信じみた考えを抱いた。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
――その様子では、私の虫の知らせが当ったかしら。
宮本百合子 対話 青空文庫
』 なに、ただいつもの出入国の形式に過ぎないんだが、虫の知らせとみえて、どうもそんなような書類に見えてしょうがない。
虹を渡る日 踊る地平線 青空文庫
作例 · 標準
祖母が亡くなる直前、遠い親戚から「虫の知らせがあった」と連絡があったらしい。
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なぜか嫌な予感がして、虫の知らせかと思ったら、案の定悪い知らせが届いた。
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あの時、なぜか急に連絡が取れなくなり、虫の知らせのような胸騒ぎがしたんだ。
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