四季折々
しきおりおり
副詞名詞-の形容詞名詞
標準
from season to season
文例 · 用例
四季折々の年中行事は、自然に接し、又その中へはいりこみ、そしてそれをたのしむ方法として、祖先が長い間かかってつくりあげたもので春夏秋冬を通じてそれは如何にもたくみに配置されているように思われる。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
されば、お雪が情人に貢ぐために行商する四季折々の花、美しく薫のあるのを、露も溢さず、日ごとにこの洞穴の口浅く貯えておくのは、かえって、滝太郎が盗利品に向って投げた、花束であることを、あらかじめここに断っておかねばならぬ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
彼女はいつも山の頂に昇る聖なる日輪を拝み、水面に浮かぶ月姫の微笑みを見て、そして四季折々の永遠の幽玄さを眺めるのである。
— 一つの追憶 『勇子』 青空文庫
四季折々の草花も育てました。
— 豊島与志雄 『幻の園』 青空文庫
程近い福島の城下からは武士時代の朋輩も訪ねて来るし、近所の農家からは四季折々の配物などを貰いもするし、それに女房の実家というのが近郷第一の富豪ではあり、生活には不自由しなかった。
— 国枝史郎 『稚子法師』 青空文庫
掛けてあっても一枚か二枚掛け通してあるので日本人のように十幅も二十幅も名画を蓄え四季折々に掛けかえるというような贅沢はしない。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
豊国は此の如く年々各座の当狂言を描きて倦まざりしのみならずまた別に俳優の衣裳鬘をつけざる日常の姿を描きこれに四季折々の花鳥あるひは景色を配合したり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
それと共に四季折々の時候に従って俳諧的詩趣を覚えさせる野菜魚介の撰択に通暁している。
— 永井荷風 『妾宅』 青空文庫
作例 · 標準
四季折々の美しい花々が、公園を彩っている。
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京都には、四季折々の表情を見せる庭園が多い。
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旅行中は、四季折々の食材を使った料理を楽しみたい。
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