才子
さいし
名詞
標準
talented man
文例 · 用例
「われら血まなこの態になれば、彼等いよいよ笑ひさざめき、才子よ、化け物よ、もしくはピエロよ、と呼稱す。
— 太宰治 『「地球圖」序』 青空文庫
處で、此の蒋才子、今日も又例の(喜偶歩。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
箱を差したように両人気はしっくり合ってるけれども、その為人は大いに違って、島野は、すべて、コスメチック、香水、巻莨、洋杖、護謨靴という才子肌。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
まずの、」 才子と豪傑は、鼠のセル地と白薩摩で小路の黄昏の色に交り、くっ着いて、並んで歩く。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
時に、才子は今夜来ていないかの。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」と敷居|越に一礼する二十四五の好男子、伯爵|太く渠を愛して才子々々と召たまう。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
――そこで、心得のある、ここの主人をはじめ、いつもころがり込んでいる、なかまが二人、一人は検定試験を十年来落第の中老の才子で、近頃はただ一攫千金の投機を狙っています。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
その兄さんというのが、何とか云う、朝鮮にも、満洲とか、台湾にも出店のある、大な株式会社に、才子で勤めているんです。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして才子として名を馳せた。
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その大学には多くの才子が集まっている。
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彼は文学だけでなく、音楽の分野でも才子ぶりを発揮した。
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