徳望
とくぼう
名詞
標準
moral influence
文例 · 用例
平常|素面で居る時には、謹嚴無比な徳望家である先生たちが、醉中では始末におへない好色家になり、卑猥な本能獸に變つたりする。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
「トバスキー酋長、徳望あり。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
徳望|素より隆んにして、一時の倚重するところとなり、政治より学問に及ぶまで、帝の咨詢を承くること殆ど間無く、翌二年文学博士となる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
老は生来徳望高く、今また南関町長たり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
或る村に、年若い酋長夫婦が住んで居りました、アイヌ仲間にも大変徳望があつて、村人達は、この酋長を父のやうに崇めてをりました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
しかし彼は大親分と立てられるような徳望にかけていたので、相当の子分をもちながら彼の縄張り内は余りに拡げられなかった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
実業界に徳望高い某子爵は素と八兵衛の使用人であって、先年物故した夫人はタシカ八兵衛の遺子であった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
森栖先生のような徳望の高いお方のお姿を私のような者の手で故郷に残す機会を得ました事は、実に願ってもない名誉です。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
作例 · 標準
彼はその地域の長老として、皆から徳望を集めている。
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徳望のあるリーダーは、困難な状況でも人々をまとめ上げることができる。
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彼の深い知識と徳望は、多くの若者に良い影響を与えている。
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