肖像画
しょうぞうが
名詞
標準
portrait
文例 · 用例
原品の肖像画は、「紀行文豪」たる、あるいはたりし記念として、家蔵としている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
これを極端までもって行くとカリカチュアが一番正確な肖像画になる勘定である。
— 寺田寅彦 『観点と距離』 青空文庫
いったい自分はどういうものか、従来肖像画というものにはあまり興味を感じないし、ことに人の自画像などには一種の原因不明な反感のようなものさえもっているのであるが、それにもかかわらずついに自分の顔でもかいてみる気になってしまった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
風景や静物にもすばらしいのはあるが、その女の肖像画にいたっては神品だというよりほかに言葉がない。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
それから、先祖代々の肖像画をお目にかけようと云うので、主人が先に立って奥の一室へ案内する、私も何心なく其の跡について行くと、貴族の家の習慣として、広い一室の壁に先祖代々の人々の肖像画が順序正しく懸け列ねてある。
— 岡本綺堂 『画工と幽霊』 青空文庫
そしてその東邦の数奇を凝らした画室の中央に立てかけられて、完成しかけている一青年の肖像画の、比ぶべきものもなく思われて美しい面影に驚嘆した。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
僕は僕の肖像画が妬ましい。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
肖像画が変化を生ずるなんて、そんな事実がこの世に有り得るであろうか。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、家族の肖像画を依頼するために、有名な画家を訪ねた。
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その肖像画は、モデルの穏やかな表情を巧みに捉えていた。
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昔の貴族たちは、自身の肖像画を邸宅に飾るのが習慣だった。
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