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混沌

こんとん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #14075 · 青空 508
1
標準
chaos
文例 · 用例
何れにしても、それは成つてみれば運命の臼の加減といふほかないのであるが、成つてみるまでは人には各々胸の混沌、直観としてのイデエがあるばかりである。
中原中也 青年青木三造 青空文庫
霧がまた少し来た、夜になると、甲府市の電燈が黄いろの珠のように、混沌の底から、ボーッと見えた、先刻の汽船といい、この電燈といい、人間に遇わずに、山から山を伝わって、野獣のような生活をつづけていた人々の胸をおどらせた。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
人々は、眼を上げて、世界の出来事を見ると、地獄と極楽との絵を重ねて見るような、混沌さを覚えた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
たとえば、ジンタ音楽と「いらっしゃいいらっしゃい」とが同時にオーヴァラップして聞こえていても、われわれはきれいに二つを別々に聞き分けることができるが、二つの少し込み合った映像の重合したものはただ混沌たる夢のようなものにしか見えない。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
あの頃、大きな、心臟をしめつけるやうな驚きが、私を掴へてゐたのと同樣に、巴里でもまた私は、それ等の何とも言ひやうのない混沌が人生と呼ばしめてゐるかのごとき、あらゆるものに對する恐怖に捕へられてゐたのでした。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 巴里の手紙 青空文庫
しかしまた妾はこの支那の混沌が単なる混沌でなく、前進するラクダであっていつか彼等の富源を発見し機械的であった過去の人間が生物学的に発達したときの支那の混沌を思うのです。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
すべての意識は混沌としてゐた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
そこで幾ら自由の空氣を吸う爲に氣が慌て燥ツてゐたとは謂へ、また奈何にお房の匂を慕ツて心が混沌としてゐたからと謂へ、彼は此の生活の不安に對する用意だけは忘れなかツた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
作例 · 標準
戦後の街は、秩序を失い混沌とした状態にあった。
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宇宙の始まりは、光も闇も混ざり合った混沌(カオス)だったと考えられている。
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議論が紛糾し、会議室は混沌の渦に飲み込まれた。
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2
標準
chaotic
作例 · 標準
今の政治状況は、あまりにも混沌としていて先が読めない。
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彼の部屋は足の踏み場もないほど混沌とした有様だ。
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様々なジャンルの音楽が融合した、混沌とした魅力を持つアルバムだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避

混沌(こんとん)とは、区別が立たず物事が入り混じっている状態、もしくは、物事が無秩序で、まとまっていない状態をいう。感覚と概念の間の区分もない。 カオス (曖昧さ回避) 渾沌 - 中国神話に登場する神または怪物。

出典: 混沌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0