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享受

きょうじゅ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #10098 · 青空 295
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標準
enjoyment (of freedom, beauty, etc.)
文例 · 用例
イラ痒い瞼、ひえびえとする野面の風にひえびえとしたみすぼらしい顔の中から、この遠近を嘆賞するもないもんだなぞ、云つては呉れるな人々よ、自然の与件は、何時でも生理のまゝに享受してゐる者でこそあれ、希望を持つて生きてゐるとも云へるので、其の他はすべて、謂はば野心で生きてゐるのだ。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
釣も釣でおもしろいが、自分はその平野の中の緩い流れの附近の、平凡といえば平凡だが、何ら特異のことのない和易安閑たる景色を好もしく感じて、そうして自然に抱かれて幾時間を過すのを、東京のがやがやした綺羅びやかな境界に神経を消耗させながら享受する歓楽などよりも遥に嬉しいことと思っていた。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
平等の体から言えば、人々、同じ人間であり、同じく本能を持ち、同じく生命を養い生活を享受し子孫を遺そうとしております。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
檜垣の主人が持ち帰ったのは主にフランス近代の巨匠のものだったが、本能を許し、官能を許し、享受を許し、肉情さえ許したもののあることは東洋の躾と道徳の間から僅にそれ等を垣間見させられていたものに取っては驚きの外無かった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
鏖殺さるべき運命を享受する位置に立つのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
儉約や吝嗇を、惜福と解してはならぬ、すべて享受し得べきところの福佑を取り盡さず使ひ盡さずして、之を天と云はうか將來といはうか、いづれにしても冥々たり茫々たる運命に預け置き積み置くを福を惜むといふのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
惜福の工夫を爲し得る場合と然らざる場合とに論無く、すべて自己の享受し得た幸福の幾分を割いて、之を他人に頒ち與へ、他人をして自己と同樣の幸福をば、少分にもせよ享受するを得せしむるのは分福といふのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
如何にも單に現在のみより立言したらば、福を他人に頒つよりは、福を獨占した方が、自己の享受し得る福の量は多いに相違無い。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
自然の美しさを心ゆくまで享受する時間は、何物にも代えがたい。
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彼は、退職後、悠々自適な生活を享受している。
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このカフェの落ち着いた雰囲気は、読書を楽しむのに最適だ。
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「この静寂と緑を、存分に享受しようじゃないか!」
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