満喫
まんきつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #8788 · 青空 150 例
標準
having one's fill (of food or drink)
文例 · 用例
生活と密接な具体的関係にある言葉は雰囲気の情調を満喫していて他国語への翻訳が困難であるには相違ないが、それも程度の問題であって、外来語の国訳へ向って出来得る限りの努力が払われなくてはならない。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
劇中の人物に自己を投射しあるいは主人公を自分に投入することによって、その劇中人物が実際の場合に経験するであろうところの緊張とそれに次いで来るように設計された弛緩とを如実に体験すると同等の効果を満喫して涙を流しはなをすする、と同時に泣くことの快感に浸るのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
その夜は、所謂地方文化の粋を満喫した。
— 太宰治 『母』 青空文庫
今日の道はよい、といふよりも好きな道だつた、山村の景趣を満喫した、青葉もうつくしいし、水音はむろんよかつた、虫の声もうれしいし、時々啼いてくれるほとゝぎすはありがたかつた。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
街の七夕夜景を見物して歩いた、提灯のほかげはまつたくうつくしい、親しみふかい日本美観である、なまじ近代風を加味したのはかへつて面白くない、それから河原へ行つた、たいへんな人出だ、果物店、氷店の羅列である、久しぶりに夜店風景を満喫した。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
旅行下手というものは、旅行の第一日に於て、既に旅行をいやになるほど満喫し、二日目は、旅費の殆んど全部を失っていることに気がつき、旅の風景を享楽するどころか、まことに俗な、金銭の心配だけで、へとへとになり、旅行も地獄、這うようにして女房の許に帰り、そうして女房に怒られて居るものである。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
死ぬまで僕一人で満喫する積りだ」 夕陽が隣の瓦屋根の角と後塀の上を掠つて庭に落ちる。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
久助君はその爽快味を満喫するため、大きく口をあけて、ハアーッハアーッと呼吸しながら、家まできてしまったのである。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
作例 · 標準
旅行先で、地元の美味しい料理を心ゆくまで満喫した。
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週末は、家で好きな映画を観ながら、お菓子を山ほど食べて満喫した。
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温泉でゆっくりと疲れを癒やし、至福の時間を満喫した。
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標準
enjoying to the full
作例 · 標準
久しぶりの休暇なので、思いっきりリラックスして満喫したい。
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都会の喧騒を離れ、自然の中で静かな時間を満喫している。
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芸術祭では、様々な展示やパフォーマンスを存分に満喫できた。
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