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生母

せいぼ
名詞
1
標準
one's birth mother
文例 · 用例
もう一つ、これはK君の話だが、同君の友人の二男が、父親よりも生母よりもかえって、父の先妻、しかもなくなった先妻にそっくりなので、始めて見たK君は、一種名状のできないショックを感じたそうである。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
抑も周三が生母の手を離れて、父子爵の手許へ迎へられたのは、彼が十四の春であつた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
此の間、彼の頭に殘るやうな出來事と謂へば、誰生母に亡くなられた位のことであつた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
周三はまた、「何點か俺の生母に似た點がある。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
で何となく懐慕しいやうにも思はれ、また其の淋しい末路が哀になツて、「俺の生母のやうに早死しても憫然だが、また比のおふくろのやうになツても氣の毒だ。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
生母には四つの歳に死に訣れた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
それをなまじひ、わきからさし湯のやうに二人までの愛を割り込ませ、けつきよく自分の生母へのあこがれを生ぬるいものにして仕舞つた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
をかしなことは自分が母親をなつかしむとき、屹度、三人の女の面影が胸に浮び、若い生母の想像の俤から老いた最後の養母まで、ずらりと面影を並べて、自分の思ひ出を独占しようと競ひ合ふ。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃に生母を亡くし、継母に育てられた。
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その物語の主人公は、生母の顔を知らずに育った。
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記録によると、この藩主には三人の生母がいたという。
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