歳暮
せいぼ
名詞
標準
year-end gift
文例 · 用例
いかなれば追はるる如く歳暮の忙がしき街を憂ひ迷ひて晝もなほ酒場の椅子に醉はむとするぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
高等学校の横を廻る時に振返ってみると本郷通りの夜は黄色い光に包まれて、その底に歳暮の世界が動揺している。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
ドイツの冬夜の追憶についてはもう前に少しばかり書いたような気がするが、今この瞬間に突然想い出したのはゲッチンゲンの歳暮のある夜のことである。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
〔小きメリヤス塩の魚〕小きメリヤス塩の魚、 藻草花菓子烏賊の脳、雲の縮れの重りきて、 風すさまじく歳暮るゝ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
歳暮の町には餅搗きの音が起こっていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
どうで歳暮には帰郷するのだから、其時まで延しても差支はあるまいと……。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
「私のお母さんなんか、来るたびにちやほやされて、盆暮には家中めいめいにうんとお中元やお歳暮をもらうもんだから、あんな話のわかる御主人はないと言って、有難がっていたものよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
町は歳暮の売出しで賑わい、笹竹が空風にざわめいていたが、銀子はいつか栗栖に買ってもらった肩掛けにじみな縞縮緬の道行風の半ゴオトという扮装で、覗き加減の鼻が少し尖り気味に、頬も削けて夜業仕事に健康も優れず荊棘の行く手を前に望んで、何となし気が重かった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
お歳暮の季節になると、デパートは贈り物を買う人で賑わう。
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日頃お世話になっている方に、心ばかりの歳暮を贈った。
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今年はどの品を歳暮として送ろうか、家族で相談している。
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標準
end of the year
作例 · 標準
歳暮が近づくと、なぜだか忙しなくなる。
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歳暮には、家族みんなで集まって食卓を囲むのが恒例だ。
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歳暮の挨拶回りも、日本の大切な文化の一つである。
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