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継母

ままはは異読 けいぼ
名詞頻度ランク #35364 · 青空 994
1
標準
stepmother
文例 · 用例
そして今でも生徒の校長を悪く思つてるらしい口吻を聞付けた時には、「人間といふものは外だけをみて分るものぢやない、君達でも仮りに継母を持つてゐるとしたら学校に来てゐても思ふやうに勉強が出来まい」と何時もその言葉を反覆した。
中原中也 校長 青空文庫
私の母は、これは継母でもなんでもなく、まことの生みの母親でございましたが、どういうものか弟のほうばかりを可愛がって、長男の私に対しては妙によそよそしく、意地わるくするのでございます。
太宰治 男女同権 青空文庫
ところであの母親の方はドウヤラ継母と私は睨みましたが……」 和尚は良助の明察にギョッとしたらしくよろめいた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
とにかく継母には相違御座いますまい」「……ま……まったくその通りで。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
それは存じておりまするが、それならば今の御寮さんは……今の斬られた娘の継母どんの元の素性は……」「……ヘイ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
あの侍が蔵元屋へ出入りするようになってから、今まで口八釜しゅう娘の婚礼仕度の指図をしておった継母が、何とのう気の抜けたようになった。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
継母のために毒殺されなさったので御座りまする」「……………」 半三郎は無言のまま顔を上げた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
「お熊さんの振るカラクリ骰子が、どうやら本職の博奕打の眼に掛かって来たと思うと、一身一家の破滅を恐れた継母が惜し気もなく毒薬を粥に交ぜて殺いたもので、大事な御縁談、金の蔓の一人娘も、背に腹は代えられぬとは申せ、最初からその覚悟でお熊さんを育てたもので御座いましょうか。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫