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条痕

じょうこん
名詞
1
標準
linear mark
文例 · 用例
もう一つのマック・クラウド氷河の方は、現在では最小の氷河であるが、山麓同名の村に、「マッド・クリーク」という小流があって、その岩壁には、氷河の引ッ掻いた条痕が、鮮明に残っているところを見ると、昔は今よりも、大きな氷河であったらしいことを示している。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
さうして所々に露出した山骨は青みがかつた真珠のやうな明るい銀灰色の条痕を成して、それがこの山の立体的な輪郭を鋭く大胆なタッチで描出してゐるのである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
そうして所々に露出した山骨は青みがかった真珠のような明るい銀灰色の条痕を成して、それがこの山の立体的な輪郭を鋭く大胆なタッチで描出しているのである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
そしてその乱れた跡から二筋の条痕が滑り出して、生垣の隙間を通り越し、仄白い暗の中へ消え去っていた。
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
条痕の左側には、杖を突いていたと見えて、杖の先の雪輪で雪を蹴散らした痕が二、三間毎についているが、右側には全然ない。
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
そして、これから追跡しようとするあの奇怪なスキーの条痕や、そして又その条痕の終点で、さだめしいま頃、腕を組んで夜空を振仰いでいるに違いない肥っちょの係員の姿を思い浮べながら、田部井氏のあとに続いて行った。
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
私は、もう一つの条痕を探してるんです」「もう一つの条痕ですって?
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
私も、最初あの窓の下の条痕が一つだけなのを見た時に、そんな風にも考えて見ました。
大阪圭吉 寒の夜晴れ 青空文庫
作例 · 標準
陶器の表面に残されたかすかな条痕から、当時の職人が使っていた道具が推測できる。
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氷河が岩盤を削り取った際にできた巨大な条痕が、この地の地質学的な歴史を物語っている。
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鉱物の同定のため、素焼きの板にこすりつけて条痕の色を確認した。
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ウィキペディア

条痕(じょうこん、streak)は、鉱物を粉末にしたときの色である。

出典: 条痕 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0