書箱
しょそう
名詞
標準
bookcase
文例 · 用例
)目安箱(投書箱)の設置など、大いに善政を敷いた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
薄暗い納戸の隅の、母の二つの書箱には、何んな書物が蓄へられてゐるのか?
— 牧野信一 『余話(秘められた箱)』 青空文庫
――朝になると、その書物は何時の間にか姿を消して、書箱の観音開きには堅く錠が下され、母の机上には、不景気なナシヨナル・りいどると、灰色のすゐんとん万国史等が悄然と積み重ねてあるばかりで、徒らに余の退屈をそゝつたからである。
— 牧野信一 『余話(秘められた箱)』 青空文庫
或る日余は、盗賊の心となつて、鍵を盗み、母の黒い書箱の前に忍んだのである。
— 牧野信一 『余話(秘められた箱)』 青空文庫
本邦で書箱|鎧櫃等に、春画を一冊ずつ入れて、災難除けとしたなども、とどの詰まりはこの意に基づくであろう。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
某女学校で震災前に投書箱を据え付けたが、一人も投書するものがなかった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
薄暗い納戸の隅の、母の二つの書箱には、どんな書物が蓄へられてゐるのか?
— 秘められた箱 『余話』 青空文庫
――朝になると、その書物はいつの間にか姿を消して、書箱の観音開きには堅く錠が下ろされ、母の机上には、不景気な『ナショナル・りいどる』と、灰色の『すゐんとん万国史』等が悄然と積み重ねてあるばかりで、徒らに余の退屈をそそつたからである。
— 秘められた箱 『余話』 青空文庫
作例 · 標準
古い書箱には、祖父が集めた貴重な本が収められていた。
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