見習工
みならいこう
名詞
標準
apprentice
文例 · 用例
その中に、森本が見習工のとき廻って歩いていた鉄工場の仲間が二人もいた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
云っているのは増野だった、――見習工のとき、彼は溶かした鉄のバケツを持って、溶炉から砂型に走って行く途中、足下に置き捨てゝあった木型につまずいて、顔の半分を焼いた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
初めにちょっとした試験があって、すぐ採用になるのであるが、これは「見習工」としてである。
— 中谷宇吉郎 『ディズニーの人と作品』 青空文庫
詳しいことは忘れたが、なんでも、見習工時代は、自分の家にいて、先方から送ってくる絵の写しを作るのだそうである。
— 中谷宇吉郎 『ディズニーの人と作品』 青空文庫
見習工のうちは、少しばかりの手当は出るらしいが、もちろん大した額ではない。
— 中谷宇吉郎 『ディズニーの人と作品』 青空文庫
ぼくはかつて(大正十二年)、関西のある工場の見習工募集の門前広告に「但し朝鮮人と琉球人はお断り」とあるのを発見した。
— 山之口貘 『私の青年時代』 青空文庫
訊いてみると小学校を卒えただけで、或る工場の見習工をしていたと云うのだが、機械の名称などもよく知って居り、知らないのも直ぐ覚え込んでしまう珍らしい若者であった。
— 或る国鉄機関士の述懐 『指導物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は中学を卒業後、町の工場に見習工として入り、旋盤の技術を叩き込まれた。
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戦後の復興期、多くの若者が見習工として働き、日本の高度経済成長を支えた。
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一人前の職人になるには、まず見習工として数年間、下積みと勉強を続けなければならない。
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