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躍り

おどり
名詞頻度ランク #34471 · 青空 0
1
標準
leaping
文例 · 用例
『あれ、芳ちやん』此の時女は耐り兼ねて、紳士の背後から躍り出た。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
一同は狂気のように躍り上って、悦んだ、そうして小さい谷川へ下りたときには、敷石の水成岩の上に、腹這いになって、飲む、嗽ぐ、洗う、もう浸かるばかりにして、やっと満腹した。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
やっと山稜の一角に達した、この山稜は御幣岳(南穂高岳)の頂上へと、繋がって行く、しかも鋭利なる剃刀の刃のように、薄く光って、空へ空へと躍り上って行く。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
私は躍り上るように喜んだ、ほんとうに、久しく尋ねあぐんでいたのだ。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
以上は、火山を、それ自ら単独のものとして、観察したのであるが、このような能動的な、積極的な、神経が尖って、触覚が鋭敏な火山が、日本アルプスの大山系に潜ぐり込み、そこから赤裸になって躍り出したところに、いかばかり特色のある山岳景を作り出したか、私は次にこれを言って見たいのである。
小島烏水 日本山岳景の特色 青空文庫
躍りして悦んだことが今に忘れられない。
伊藤左千夫 井戸 青空文庫
この映画の頂点はヒロインが舞台で衣裳をかなぐり捨てブロンドのかつらを叩きつけて煩わしい虚偽の世界から自由な真実の天地に躍り出す場面であって、その前のすべてのストーリーはこの頂点へ導くための設計であるように見える。
寺田寅彦 映画雑感(5) 青空文庫
そんな筈があるもんか」 と石松、表へ躍り出る。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
作例 · 標準
例句