騙り
かたり
名詞
標準
swindle
文例 · 用例
殿様が、T「さては 騙り者か」 と言う。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
学校では、生理の課目は無かったが、木版刷の「全体新論」や「化学衛生論」を読んでみて、支那の医術は、意識的もしくは無意識的な騙りに過ぎない、という事をいよいよ明確に知らされた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
「家主さん、これがその騙りの家に抱えられて、亡者をやっていた奴でさあ、これがいっち証拠だ」 老人は女に向って云った。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
うかうかしていると化けの皮を剥がれて、騙りの罪に問われるかも知れない。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
私のほうでも自分の暖簾にかかわることだから、決してこれを表沙汰にして、おまえを騙りの罪に落すようなことはしない。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
大きな人間ばかりは騙り取っても盗み取っても罪にならないからなあ」「や、親父もちょっと片意地の弦がはずれちまえばあとはやっぱりいさくさなしさ。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
こうなると普通の騙りや強請ではない。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
あんな生若い癖に駕籠賃を踏み倒したりなんかして、あれがだんだん増長すると騙りや美人局でもやり兼ねないと……」「そりゃ全くですわね」 なにげなく相槌を打っていたが、文字春はもう正面からお雪の顔を見ていられなくなった。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
警察は、電話での高齢者を狙った騙りに注意を呼びかけている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は身分を騙り、多額の金銭をだまし取った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
巧妙な騙りに引っかからないよう、常に警戒が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash