多作
たさく
名詞-の形容詞形容動詞
標準
prolific (writer, artist, etc.)
文例 · 用例
故人北原多作氏のごとき少数な篤学の官吏の終生の努力と熱心によってようやく水産に聯関した海洋調査がやや系統的に行われるようになりはしたが、自分の知る限りでは時々の政府の科学的理解のない官僚の気まぐれなその日その日の御都合による朝令暮改の嵐にこの調査の系統が吹き乱される憂いが多分にあった。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
さすれば最も多作な天才と雖も、一生に眞の名詩集は僅か一二册しか書いてゐないことがわかる。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
一貫した整理を欲したのと、更に新なる感興を得て、意外の多作を見たのである。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
自らをローマのヘラクレスであると称し、自己の彫像を数多作らしめた。
— THE ASSIGNATION 『しめしあわせ』 青空文庫
その他「新潮」所載、嘉村礒多作、「秋立つまで」に感嘆した。
— 牧野信一 『推賞寸言』 青空文庫
新進気鋭の作家たちが、視野をひろく求め取材に憂きみをやつすといふのが一種の風潮かも知れぬが、多くの場合に於いて、その観察力乃至は描写力に於いて表面的にのみ流れ、これは特に藤沢氏のみを指すわけではないが、多作多難に容易に打ち克つことは敵はぬのではなからうか。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
(この私の意見は画家に対して衝動主義の制作を慾求してゐるのではない、具体的には次の機会に述べる)私は画家の多作主義を主唱する発表方法では、小集団主義と、個展主義とに賛成したい。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
詩人の中では自分は多作の方だがこの分では一生の間に、膝頭の高さまでにも達しないでしまふだらうと思ふ。
— 詩集(8)流民詩集1 『小熊秀雄全集-9』 青空文庫
作例 · 標準
彼は非常に多作な作家で、毎年三冊は新刊を出している。
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ピカソは極めて多作な芸術家として知られ、生涯に数万点の作品を残した。
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アイデアが次々と湧いてくる彼は、業界でも指折りの多作なデザイナーだ。
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標準
producing many works
作例 · 標準
この工場は多作を誇っており、最新の設備で毎日大量の製品を世に送り出している。
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多作な生産ラインを維持するためには、徹底した品質管理が欠かせない。
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彼は研究者としても多作で、短い期間に数多くの画期的な論文を発表した。
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