多産
たさん
名詞形容動詞
標準
fecundity
文例 · 用例
しかし、それが縁付くとなると、草莽の中に鄙び、多産に疲れ、ただどこそこのお婆さんの名に於ていつの間にか生を消して行く。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
其の林檎の果實を浪りに多産ならしめないで、樹の堅實と健全繁榮とを保たしむるのは、即ち惜福である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
なぜ大洋の底一面が牡蠣で埋め尽くされないのか、あれほど多産の生物なのに。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
そのリンゴの果実を妄りに多産にしないで、樹の堅実と健全繁栄とを保たせるのは即ち惜福である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
ゆえにそれらの婦人がその余力をもって他の多産婦人を助くるは、当然にしてまた自然の人情なるべし。
— 堺利彦 『婦人の天職』 青空文庫
ただ今日においては、人みな自己の生活に忙わしく、他を顧みるのいとまなしといえども、進歩せる将来の社会において、人みな生活の余裕を生じ、人と人と競争し、家と家と相隔つるの陋態を脱するをえば、自然の人情はここに油然としてわき起こり、余力多き婦人は必ず走って多産婦人を助くべきは想像に難からざるべし。
— 堺利彦 『婦人の天職』 青空文庫
俺は、あの人の多産に感心すると共に、その暢気さにも感心した。
— 菊池寛 『無名作家の日記』 青空文庫
病弱の身で、多方面な研究と著述とに従いながらこれだけの収穫をのこした氏はかなり多産な作家であったといえる。
— 平林初之輔 『小酒井不木氏』 青空文庫
作例 · 標準
ウサギは繁殖力が強く非常に多産なため、繁栄の象徴とされることもある。
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この魚は一度に数万個の卵を産む多産な性質を持っている。
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彼女の家系は代々多産で、親戚が集まると子供たちの声で賑やかになる。
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標準
abundant production
作例 · 標準
この村は古くから綿花の多産地として知られ、輸出によって富を築いた。
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彼は多産なクリエイターで、毎月のように新しいアプリをリリースしている。
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資源の多産国であるその国は、エネルギー価格の変動が経済に直結する。
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