雷霆
らいてい
名詞
標準
thunder
文例 · 用例
同時に「それが何んだ」と云ふ聲が雷霆の如く心を撲つたので、彼れは「へん馬鹿め」と誰れかに鼻の頭でもはじかれた樣な顏をした。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
紙の上で読んで見たときは尤らしく思はれたが、この水底の雷霆を聞きながら考へて見ると、そんな理窟は馬鹿らしくなつてしまふのである。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
溪深く、山幽に、雄飛瀑を始めとし、咆哮、霹靂、雷霆、素練、萬五郎等の諸瀑あり。
— 大町桂月 『鹽原新七不思議』 青空文庫
わずかの時間の会見ながら、庄三郎にとっては光明優婆塞は、ある意味では「雷霆」であり、またある意味では「太陽」であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
……」 物凄い雷霆が鳴りはためいた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
哲学者胡適氏はこの価値の前に多少氏の雷霆の怒を和げる訣には行かないであろうか?
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
久保井校長のつぎにきた熊田校長というのはおそろしく厳格な人であった、久保井先生は温厚で謙遜で中和の人であったが、熊田先生は直情径行火のごとき熱血と、雷霆のごとき果断をもっている。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
哲学者胡適氏はこの価値の前に多少氏の雷霆の怒を和げる訳には行かないであらうか?
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
作例 · 標準
雷霆が轟く嵐の中を必死で走った。
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雷霆の音で真夜中に目が覚めた。
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雷霆が鳴り響く中を船は進んだ。
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