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暴風

ぼうふう異読 あらし
名詞頻度ランク #28355 · 青空 1702
1
標準
storm
文例 · 用例
大風の朝も赤し唐辛子 暴風雨の朝、畠の作物も吹き荒され、万目荒寥として枯れた中に、ひとり唐辛子の実だけが赤々として、昨日に変らず色づいているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
隣りに坐りし静岡の商人二人しきりに関西の暴風を語り米相場を説けば向うに腰かけし文身の老人御殿場の料理屋の亭主と云えるが富士登山の景況を語る。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
暴風の害を避けようというのでなくて積極的にそれを利用するというのは愉快だと云って喜んでいた。
寺田寅彦 子規の追憶 青空文庫
鼠色の印象(暴風雨前の富士山及び白峰山脈) 汽車の中は、蒸されるように混んだ、肘と肘と触れ、背と背と合された人々が、駅ごとに二、三人ずつ減る、はてはバラバラになって、最後の停車場から、大きな、粗い圏を地平線に描いて散った、そうして思い思いの方向へと往った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
この暴風雨がいつまでつづくか解らぬ、それよりも、差し当りこんなところに、今夜野宿が出来るか、否かが疑問である、思い切って谷へ下りようか、谷へ下りれば、この旅行の中止を意味することになる、一行は思い悩んで決し兼ねた……何だか筋骨を抜かれたように、気落がして、私も眼が重くなった。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
峰から峰の偃松は、暴風雨のあとの海原のように凪いで、けろりと静まりかえっている、谷底の風の呻吟は、山の上が静粛になるだけ、それだけ、一層|凄まじく高く響いて来る。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
據なく車掌臺に立つて外を見て居ると、或る切通しの崖の上に建てた立派な家の庇が無殘に暴風に毀されて其儘になつて居るのが目についた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
昔は気象観測というものがなかったから遺憾ながら数量的の比較は出来ないが、しかし古来の記録に残った暴風で今度のに匹敵するものを求めれば、おそらくいくつでも見付かりそうな気がするのである。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
作例 · 標準
大型の台風が接近し、沿岸部では暴風が吹き荒れている。
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暴風のため、電車が運行を停止し、多くの通勤客が足止めされた。
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「昨日の暴風で、庭の木が何本も倒れてしまったよ。」
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