一風
いっぷう
名詞副詞頻度ランク #28517 · 青空 373 例
標準
oddity
文例 · 用例
その×は色の白い女のように優しい子であったが、それが自分に対して特別に優し味と柔らか味のある一風変った友達として接近していた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
同じ鋳掛屋がもしも一風呂浴びてここを通りかかったのだったら、同じ絃歌の音は却って彼の唱歌を誘い出したかもしれない。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
かなりの皮肉屋であったが、ときどき面白い観察の眼を人間一般の弱点の上に向けて一風変ったリマークをすることがあった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
京にいでて一風の画を描出す。
— 寺田寅彦 『人の言葉――自分の言葉』 青空文庫
その羅宇屋が一風変った男で、小柄ではあったが立派な上品な顔をしていて言葉使いも野卑でなく、そうしてなかなかの街頭哲学者で、いろいろ面白いリマークをドロップする男であった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
筆者もそこで一風呂あびて室に帰ってつめたいお茶をこくりとのみそれから椽側へ出てあまり栄えもせぬおがせが滝を拝見に出ると、これはまた、さっきの大天狗殿がやはり椅子にすはってシガーをくゆらして滝を見てござったのである。
— 宮沢賢治 『一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録』 青空文庫
」「こんなところに、勝手に便所を建てたりして第一風景を損じて見ッともないじゃないか!
— 黒島伝治 『名勝地帯』 青空文庫
冷笑を浮べ乍ら、T「いいお湯が沸いてるよ」T「一風呂浴びてお帰りよ色男」 伊吉口惜し涙。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
作例 · 標準
彼は研究に対するアプローチに、これまでの常識を覆す一風を吹き込んだ。
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伝統的な日本家屋の中に、モダンな家具で一風添えられた空間が広がっていた。
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この町の祭りには、どこか他とは違う、独特の一風がある。
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彼女のファッションはいつも、シンプルながらも一風変わった小物使いが光っている。
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