図書館員
としょかんいん
名詞
標準
library clerk
文例 · 用例
余の居宅の近所にも犬は大分居る、図書館員の様に騒ぐものも出て来るに相違ない。
— 夏目漱石 『入社の辞』 青空文庫
今日の図書館員の目から見れば、此那大ざっぱな、まとまりのない目録は稚拙の極で、小規模の箇人蒐集をまとめる役にも立たないように思えるに違いない。
— 宮本百合子 『蠹魚』 青空文庫
大体が、屍体の閲覧を拒絶した、院長の措置から発したのでしょうが、黒松の弟も東海林の父親も、代価に不服をいい出しましたし、殊に、幹枝の姉で鹿子といって、前身がU図書館員だという救世軍の女士官は、この手記を見ると、途方もない条件をいい出したのです。
— 小栗虫太郎 『失楽園殺人事件』 青空文庫
六月一日、Spetech といふ民顕の図書館員と共に汽車でイーサルに沿うて溯つた。
— 斎藤茂吉 『イーサル川』 青空文庫
先輩の好意で或る市立大学に英語教師の職を得て、図書館員をやめることが出来た時、私は生れ変ったように喜んだ。
— 豊島与志雄 『溺るるもの』 青空文庫
整理が受入れに追付けないこと、立法リファレンスに専門家が欠けていること、図書館員の俸給が甚だしく低いこと、行政手腕のある職員が欠けていること等々の結論は、マックリーシュ氏の胸の中に、深い傷としてえりこまれたのである。
— ――マックリーシュの業績―― 『組織としての図書館へ』 青空文庫
ウィキペディア
図書館員(としょかんいん)とは、図書館においてその業務に従事する者のことである。類似した言葉に司書があるが、後述するようにその語義は必ずしも一致しない。
出典: 図書館員 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0