干菓子
ひがし
名詞
標準
dry Japanese confectionery
文例 · 用例
前にもいう通り、滞在期間が長いから、大抵の客は甘納豆とか金米糖とかいうたぐいの干菓子をたずさえて来るので、それを半紙に乗せて盆の上に置き、御退屈でございましょうからといって、土産のしるしに差出すのである。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
よしよし」 とおっしゃって茶托に干菓子を山盛りにして下さった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
松葉の形の干菓子を出したり、青磁の壺に水仙を投げ入れて見せたつて、僕はちつともそれを上品だとは思はない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
それへこう、霞が掛りました工合に、薄い綺麗な紙に包んで持っているのを、何か干菓子ででもあろうかと存じました処。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
女は余等がすつかり草鞋まで穿いてしまつた時、釜から湯を汲んで小皿に少しばかりの干菓子を出した。
— 長塚節 『松蟲草』 青空文庫
ある日の事、私が何気なく見物していますと、一人の出方が、それはそれは見事なお菓子、今のような餅菓子ではなく、手の入った干菓子の折に入ったのを持って来て、『これは、染之助親方からのお届物です』と云うのです。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
無論、その干菓子などには、見向きもしませんでしたよ。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
誰袖からの品もまた、江戸に名代の雨宮の干菓子です。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
作例 · 標準
お茶会で出された干菓子は、口の中でふんわりと溶ける上品な甘さだった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
京都のお土産に、色とりどりの美しい干菓子を選んだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
抹茶には、苦味と甘味のバランスがとれた干菓子がよく合う。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
干菓子(ひがし)または乾菓子(ひがし)は、水分の少ない乾燥した和菓子の総称。
出典: 干菓子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0