殴り合い
なぐりあい
名詞頻度ランク #36700 · 青空 38 例
標準
fist fight
文例 · 用例
一口でも、ものを言えば殴り合いになりそうな気まずさ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
太鼓演習、──兵卒を二人向いあって立たせ、お互いに両手で相手の頬を、丁度太鼓を叩くように殴り合いをさせること。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
兄妹五人、一ことでも、ものを言い出せば、すぐに殴り合いでもはじまりそうな、険悪な気まずさに、閉口し切った。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
つまり、あんまり手近かな奴に対して腹を立てると、言い合いをしたり、まかり間違ったら殴り合いをしなければならん。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
此の漁師達が或る魚の大きい群を見出した時、他の側に居た漁船も其れを見附けたので、両方の漁師は到頭舟を接して殴り合いを初めるに至ったのである。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
須山に会ってから一時間して、伊藤と会うと、慰問金のことでどうして殴り合いになったかと皆んなが興味をもってきくので、殴ぐり合のことを話しているうちに慰問金の本当の意味のことが話せて都合が良かったと、喜んでいた。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
その喧嘩を舞台へ持ち出して、滅茶苦茶の掴み合いや殴り合いをやる。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
その起こりは安政元年四月二十三日、夜の五ツ(午後八時)少し前の出来事で、日本橋|伝馬町の牢内で科人同士が喧嘩をはじめて、大きい声で呶鳴るやら、殴り合いをするやら大騒ぎ。
— 廻り燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
酒場でちょっとした口論から殴り合いになった。
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子供たちの些細な喧嘩が、いつの間にか殴り合いに発展していた。
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彼は友達との殴り合いで、顔に傷を作って帰ってきた。
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