陰暦
いんれき
名詞
標準
lunar calendar
文例 · 用例
帰りの汽車で陰暦十四日の月を眺めながら一行の若い元気な学者達と地球と人間とに関する雑談に汽車の東京に近づくのを忘れていた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
陰暦の九月十三日、今夜が豆の月だという日の朝、露霜が降りたと思うほどつめたい。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
私の方は太陰暦を使う関係上、月曜日が休みです。
— 宮沢賢治 『茨海小学校』 青空文庫
オヤと思つて、窓外を眺めると、今宵は陰暦の十三|夜、月明かなる青水白沙の海岸には、大佐の部下の水兵等は、晝間の疲勞を此月に慰めんとてや、此處に一羣。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
秋穂はさすがに八十八ヶ所の霊場だけに、殊に今日は陰暦の二十日だけに、お断りは殆んどなかつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
お山参詣と言つて、毎年陰暦七月二十八日より八月一日に到る三日間、津軽の霊峰岩木山の山頂奥宮に於けるお祭りに参詣する人、数万、参詣の行き帰り躍りながらこのまちを通過し、まちは殷賑を極める。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
陰暦七夕の頃、武者の形あるいは竜虎の形などの極彩色の大燈籠を荷車に載せて曳き、若い衆たちさまざまに扮装して街々を踊りながら練り歩く津軽年中行事の一つである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
海嘯の起ったのは、陰暦の五月五日の夜であった。
— 田中貢太郎 『月光の下』 青空文庫
作例 · 標準
旧暦(陰暦)では、毎年お正月の日付が変わる。
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中国では今でも陰暦に基づいて祝祭日が定められている。
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彼女は陰暦の誕生日を祝う習慣がある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
陰暦(いんれき) 太陰暦。 太陰太陽暦。主に近代以前の中国暦を指す。 2.の中でも特に日本で明治初期まで使われた天保暦。対義語は西暦。
出典: 陰暦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0