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痼疾

こしつ
名詞
1
標準
chronic disease
文例 · 用例
加藤首相|痼疾急変して薨去。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
それは領内の窮民または鰥寡孤独の者で、その身がなにかの痼疾あるひは異病にかゝつて、容易に平癒の見込みの立たないものは、一々申出ろといふのであつた。
岡本綺堂 梟娘の話 青空文庫
(3) 病身な夫 痼疾のあるのは別だが、そうでなくて年中あっちが悪い、こっちが悪いとぐずぐずしている人がある。
岡本かの子 良人教育十四種 青空文庫
安斎は遺伝の痼疾を持っている。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
山の麗しと謂ふも、壌の堆き者のみ、川の暢しと謂ふも、水の逝くに過ぎざるを、牢として抜く可からざる我が半生の痼疾は、争で壌と水との医すべき者ならん、と歯牙にも掛けず侮りたりし己こそ、先づ侮らるべき愚の者ならずや。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
事務長と木村とを目の前に置いて、何も知らない木村を、事務長が一流のきびきびした悪辣な手で思うさま翻弄して見せるのをながめて楽しむのが一種の痼疾のようになった。
有島武郎 或る女 青空文庫
肩の凝るのは幼少の時からの痼疾だったがそれが近ごろになってことさら激しくなった。
有島武郎 或る女 青空文庫
痼疾の眼病がいよいよ重くなると共に、かれの技芸はいよいよ進歩するように思われたが、かの「助六」で福山のかつぎを勤めたのを名残りとして、当分は舞台に立つ見込みがないので、ひとまず俳優の鑑札を返納することになった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
作例 · 標準
長年患っている喘息はもはや痼疾となっており、上手に付き合うしかない。
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「この腰痛は痼疾でね、季節の変わり目には決まって痛むんだ。」
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彼は痼疾を抱えながらも、弱音を吐かずに仕事を完璧にこなした。
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