片言
かたこと異読 カタコト
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #28640 · 青空 274 例
標準
prattle
文例 · 用例
彼の知ってた日本文字は、片仮名のイロハと僅少の漢字にすぎず、彼の語る日本語は、焼津からの手紙にある通り、不思議な文法によって独創された、子供の片言のような日本語である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
二人の仲の好い成人が、子供の片言のようなことをしゃべり合って、何時間もの長い間、笑ったり戯れたりしている風景こそ、おそらく真にフェアリイランド的であったろう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
呼びよせて、菓子など與ふれば、喜びて、片言交りに物よく言ひたるいとらうたし。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
片言のイタリア語でお神さんに「コレ、日本の地質学者。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
子供は、早朝の爽やかな空気の中で、殊に父に負ぶさっていると云う意識の下に、片言で歌を唄いながら、手足をピョンピョンさせた。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
單調な東京音頭は嵐か波の音と思つて聽き流すことが出來ると假定しても、可愛い子供の片言は身につまされてどうにも耳朶の外側に走らせることの出來ぬものである。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
権威者の片言隻語までも信ずるの弊は云うまでもない事であるが、権威を過信する弊害はあながちこれらの枝葉の問題に止まらない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
それは舌たらずの片言であり、文法さへも解らないほど、不思議にイグノランスの文章だが、その子供らしさの無邪氣の中に、どんな成人の天才も及び得ない、奇妙な力強い魅力がある。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
「マンマ、おいちい」と片言で話す幼い息子の姿に、思わず目尻が下がる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼はまだ日本語が片言だけど、一生懸命伝えようとする姿勢が素晴らしい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
初めての海外旅行では、片言の英語と身振り手振りだけでなんとか乗り切った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あー、うー」と片言を話し始めた赤ちゃんとの会話が、今の私の癒やしだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview