うっ
うっ異読 ウッ
感動詞頻度ランク #5934 · 青空 346 例
標準
oof
文例 · 用例
そういう時の夜などに、ヘルンの書斎から法螺貝の音が聞えて来ると、それが広い家中に響き渡って、ボオボオと余韻の浪をうって伝って来る。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
うっとうしいことである。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
居間の時計がねむそうに十時をうったから一通り霊前を片付けて床に入った。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
鼻眼鏡でぬうっと澄ましていて、そうして何でも実によく知っているルーベンスの傍に、無邪気で気軽く明るいプランクがいて、よくわれわれでも知っているような実験的の事実を知らないで質問する、若い連中が得意になってそれを説明するのを感心して謹聴していた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ホヤの中にほうっと呼気を吹き込んでおいて棒きれの先に丸めた新聞紙できゅうきゅうと音をさせて拭くのであった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
うっかりしている間に学年試験が目の前に来ていたり、借金の返済期限がさし迫っていたりする。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
引抜くと、きゅうっきゅうっと小気味の好い音を出す。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
鰭一つ動かすときは、おそらく、水紋が一つ描かれ、水楊の葉が一枚散り、谷の中には大入道のような雲がぬうっと立ち昇って、私たちを包んで、白くしてしまうときであろう。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
作例 · 標準
例句
足をぶつけて「うっ!」と声が出た。
氷水に触れて「うっ」と息を呑んだ。
重い荷物を持ち上げるときに「うっ」と言った。