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卿相

けいしょう
名詞
1
標準
court nobles and state ministers
文例 · 用例
されば日に増し募る入道が無道の行爲、一朝の怒に其の身を忘れ、小松内府の諫をも用ひず、恐れ多くも後白河法皇を鳥羽の北殿に押籠め奉り、卿相雲客の或は累代の官職を褫れ、或は遠島に流人となるもの四十餘人。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
從つて西漢時代の卿相は、蕭何・曹參・王陵・周勃・樊二州の人物が多い。
桑原隲蔵 晉室の南渡と南方の開發 青空文庫
當時北土の民間には、猶ほ漢族多數で、その風尚は南方呉越の民衆に優つて居つたが、南朝の卿相は漢族の甲姓で、その應對は遙に北朝の高官――多くは塞外種族の出身たる――に優つて居つたのである。
桑原隲蔵 晉室の南渡と南方の開發 青空文庫
法性寺関白をして「此世をば我世とぞ思ふ」と揚言せしめたる、藤門往年の豪華は遠く去りて、今や幾多の卿相は、平氏の勃興すると共に、彼等が漸、西風落日の悲運に臨めるを感ぜざる能はざりき。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
想ひ見よ、幾千の山法師が、日吉権現の神輿を擁して、大法鼓をならし、大法螺を吹き、大法幢を飜し、咄々として、禁闕にせまれるの時、堂々たる卿相の肝胆屡※是が為に寒かりしを。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
かくの如くにして、卿相の反感と、院の近臣の陰謀とは、疎胆、雄心の入道相国をして、遂に福原遷都の窮策に出で、僅に其横暴を免れしめたる、烈々たる僧兵の不平と一致したり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
彼は一身を以て、嫉妬に充満したる京師の空気と、烈火の如き入道相国との衝突を融和しつゝも、尚彼の一門の政治的生命を強固ならしめ、上は朝廷と院とに接し、下は野心ある卿相に対し、励精、以て調和一致の働をなさむと欲したり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
動乱の気運、漸に天下を動かすと共に、社会の最も健全なる部分――平氏政府の厄介物たる、幾十の卿相、幾百の院の近臣、幾千の山法師、はた幾万の東国武士の眼中には、既に平氏政府の存在を失ひたり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
作例 · 標準
奈良時代には、多くの卿相が政治を動かしていた。
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彼は若くして卿相の位に上り詰めた。
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卿相たちの会議で、重要な政策が決定された。
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