罪過
ざいか
名詞
標準
offence
文例 · 用例
それで、こういう罪過の行われるところでは大概教師の方が主な咎を蒙らなければならない。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
しかし子供のような心で門下に集まる若い者には、あらゆる弱点や罪過に対して常に慈父の寛容をもって臨まれた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
図書 私が拳に据えました、殿様が日本一とて御秘蔵の、白い鷹を、このお天守へ逸しました、その越度、その罪過でございます。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
夫人 何、鷹をそらした、その越度、その罪過、ああ人間というものは不思議な咎を被せるものだね。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
此際に於て、因循姑息の術中に民衆を愚弄したる過去の罪過を以て当局に責むるが如きは、吾人の遂に忍びざる所、たゞ如何にして勝ちたる後の甲の緒を締めむとするかの覚悟に至りては、心ある者|宜しく挺身肉迫して叱咤督励する所なかるべからず候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
これから語ろうとする詳しい話のなかで、私のために、広漠とした罪過の砂漠のなかにいくつかの小さな宿命のオアシスを、捜し出してもらいたいのだ。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
これを見たる若きビルダデはあからさまにヨブの罪過を断定して、彼に肉迫した。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
それに昔は人|毎に必ず畜生に勝るてふ法権上の理解もなかった(ラカッサニュの『動物罪過論』三五頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼の罪過は、多くの人々に失望を与えた。
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若気の至りとはいえ、その罪過は許されるものではない。
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彼は罪過を告白し、心から悔い改めた。
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