謝罪
しゃざい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #5122 · 青空 646 例
標準
apology
文例 · 用例
さう語つたあとで、顏も洗はず衣服も換へず、朝寢姿で訪ねたことの非禮を謝罪した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
本来言へば、すべての良心のある翻訳者は、小宮氏が言つた位のことは自分で訳本の序に書いている筈である、堀口大学君の如きも、その訳詩集に「失はれたる宝石」といふ題をつけてゐるし、故上田敏博士も、訳詩集を出す毎に翻訳の不可能に属することを、自ら告白して謝罪されてゐた。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
』『だから謝罪たと云ツてるぢやないか、先刻から。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
』『だから謝罪た、へん其樣な横柄な言草があるけえ、蹈みましたから、御免下さいましと云ふもんだ。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
『足を蹈んだのは僕が惡かつた、惡かつたから謝罪る、ねえ君、これは僅かだけれど膏藥代に、な、納めて呉れ玉へ、さあ』對手の心事、酒代にありと見て取つた若紳士は、事の組し易きを喜んで、手早く握つた銀貨、二枚、三枚、光る物手をすべつて男の掌に移るよと見る間に「呵」と叫んで紳士は身を轉換した。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
『いやにじれつたいな、何うにも、恁うにも、恐かないなら、手を地べたに着いて謝罪んねえ、そこへ坐つて、チエツ、意氣地のない青二才だ』「カツ」と痰を吐いたのが、胸の處へベツタリ絡みつく。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
浪人鵜飼三四郎、御免と一言謝罪してすたすたと去る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
かれは当然自分ら親子のうえに落ちかかって来るべき神の御罰をのがれるために、あらためて謝罪の祈祷を嘆願した。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫