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無信心

むしんじん異読 ぶしんじん
名詞形容動詞
1
標準
irreligion
文例 · 用例
かなり名の知れた名僧でありながらいつも貧乏たらしいにび色の粗服で、何処かよぼよぼして見えるのが、無信心の宗右衛門にむしろ平常は滑稽にも思はれた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
しかし猟師は無学無信心ではあったが、強い常識を生れながらもっていた、この生れながらもっていた常識だけで直ちに危険な迷を看破し、かつそれを退治する事ができた。
COMMON SENSE 常識 青空文庫
詩にも和歌にも、わかりもしない文学じみたことは一切嫌い、琵琶や笛の管弦の楽しみも馬鹿にして相手にせぬばかりか、かつて自分の手で拍手を打ったことも、自分の足を寺内へ踏みこませたこともないという徹底した無信心で、そのためにも評判を悪くした。
久生十蘭 無月物語 青空文庫
有名な無信心者がどういう気で持仏堂など建てたのか。
久生十蘭 無月物語 青空文庫
己の悪くない事は、仮令あの男に解っていなくっても、己には能く解っている」 無信心な彼はどうしても、「神には能く解っている」という事が出来なかった。
夏目漱石 道草 青空文庫
招かれたある男が、あなたほどの無信心者がどういう気で持仏堂など建てたのかとおかしがると、泰文はその男を縁端まで連れて行って眼の下の墓地を指さし、「あれはうちの墓地だが、童めらが一人残らずあそこへ入ったら、おれはここに坐ってゆっくり見物してやるのだ、そのための堂よ」 と笑いもせずにいった。
久生十蘭 無月物語 青空文庫
* 東大寺の復活はいつの日であらうか、祭典の日も、我が国人を蔽ふ無信心について考へてはゐたが、今から思へば、切迫感を持たうとしてなほ真に切迫はしてゐなかつたやうだ。
龜井勝一郎 君臣相念 青空文庫
無信心の人々やその行為は、いたるところでそれにふさわしい報いをうけたからである。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
普段は無信心な彼も、試験の前日だけは神社の神様に手を合わせる。
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「そんな無信心なことばかり言っていると、いつか罰が当たるぞ」
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無信心を決め込んでいたが、不思議な体験をしてから考えが変わった。
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