聖山
せいざん
名詞
標準
holy mountain
文例 · 用例
スウェン・ヘジン説にチベットの聖山カイラスへ午歳ごとに参詣群集を極むとあるも、馬と観音の関係からだろう(一九〇九年版『トランス・ヒマラヤ』巻二、一九〇頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
箱根の主峯なる神山は、霧に封ぜられ、その支峰なる聖山、鍛冶屋山より岩戸山、日金山、弦卷山、玄嶽、小川澤山は順次南に連なりて、恰も屏風を立つるが如く、その裾に伊豆山、熱海、網代、伊東等の市街散在す。
— 大町桂月 『沖の小島』 青空文庫
ゆく事しばし案内者を求めえて、雪斑なる聖山をのぞみつつ、県道を進む事二十町ほど、左、郡道、差切新道と、石のみちしるべあるところより折れて、すたすた仁熊、細田、赤松と、麻績川にそうて、やや降り道。
— 別所梅之助 『雪の武石峠』 青空文庫
越後の聖山を弥彦山という。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
この聖山の裏側、日本海に面した孤島のようなところが毒消しの本拠だ。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
また表側の越後平野に面して聖山をとりまく山麓の穀倉地帯が越後芸者の本拠、産地なのである。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
裏と表に毒消しと芸者の本拠地が土地の聖山のまわりを蟻の這いでる隙間もなく取りまいているのだ。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
弥彦角田は越後の聖山であるから、小学生、中学生の修学旅行で一度は登山に行ったものだ。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
作例 · 標準
古くから山岳信仰の対象とされてきたその聖山は、今も女人禁制の区域が残っている。
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巡礼者たちは白い装束に身を包み、険しい山道を辿って聖山の頂を目指す。
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雲海の上に突き出た聖山の威厳ある姿を見て、人々は神の存在を直感した。
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