霊峰
れいほう
名詞
標準
sacred mountain
文例 · 用例
私、深山のお花畑、初雪の富士の霊峰。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
お山参詣と言つて、毎年陰暦七月二十八日より八月一日に到る三日間、津軽の霊峰岩木山の山頂奥宮に於けるお祭りに参詣する人、数万、参詣の行き帰り躍りながらこのまちを通過し、まちは殷賑を極める。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
真夏といえども山頂に白く雪の帽子を被つているヘルナーの霊峰、そしてその山腹に残っている廃墟オルタの城塞の壁。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
毎朝目をさますと、きまってドレゴはこのヘルナーの霊峰とオルタの古城を仰いで宇宙万象古今へ挨拶を贈るのであった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
この朝彼は不慮の負傷のため、聊か順序をくるわしはしたが、今や新しい精進の気持ちをもって、気高い霊峰の上へ目をやったのであった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
「変だよ、変なものが見える、ヘルナーの峰に……」 ドレゴは、窓から半身を乗りだして、白い雪の帽子を被ったヘルナーの峰を見つめていたが、いくど目をしばたたいてみても、霊峰の上に船の形をしたようなものが見えるのだった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
信じられないものを霊峰の上に見たのだ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
今度は気が落ちついているので、あえて望遠鏡の力を借りずとも、霊峰ヘルナー山頂の白雪を噛んで巨船が横たわっているのが、はっきりと肉眼で確められた。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
作例 · 標準
富士山は、古くから日本人の信仰を集める霊峰として知られている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
多くの修験者が、険しい山道を登り、その霊峰の頂を目指した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
雪を頂いた霊峰の姿は、神々しく、見る者の心を打つ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro