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親なし子

おやなしご
名詞
1
標準
parentless child
文例 · 用例
5 入学式の日は祖父が附添い故、誰にも虐められずに済んだが、翌日からもう君枝は、親なし子だと言われて、泣いて帰った。
織田作之助 わが町 青空文庫
お父ちゃんもお母ちゃんも居たはる」 そして、きんきんした声で、「――わて、もう親なし子やあれへんなア。
織田作之助 わが町 青空文庫
もう、誰も親なし子や言うて虐めたら、あけへんし」 その日から、君枝はだんだん明るい子になり、間もなく行われた運動会の尋二徒歩競争では、眼をむき、顎をあげて、ぱっと駈けだし、わてのお父ちゃんはマラソンの選手やった、曲り角の弾みでみるみる抜いて一着になった。
織田作之助 わが町 青空文庫
そんな次郎の親切が君枝は思いがけず、嬉しくて、子供の頃親なし子だといって虐められた時、かばって呉れたのは次郎ぼんひとりだったと想いだすと、君枝はその電気写真の筋向いにある喫茶店へはいって、冷たいものでも飲もうとすすめられたのを、もう断り切れなんだ。
織田作之助 わが町 青空文庫
」 そして、きんきんした声で、「わて、もう親なし子やあれへんなア。
織田作之助 わが町 青空文庫
そんな次郎の親切が君枝は思いがけず嬉しくて、子供の頃親なし子だと虐められた時、かばって呉れたのは次郎ぼんひとりだったと、想いだしながら、やがて並んで歩いた。
織田作之助 わが町 青空文庫
三毛の頭にはこの親なし子のちびと自分の産んだ子との区別などはわかろうはずはなかった。
寺田寅彦 子猫 青空文庫
あたしたちふたりとも、親なし子でござります。
死人ぶろ 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼は両親を早くに亡くし、親なし子として施設で育った。
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親なし子が安心して暮らせるよう、地域全体で支えるべきだ。
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小説の中の親なし子は、困難に立ち向かいながら強く成長していく。
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